更新日2016.04.25

熊本・大分へ キャンドルに込めた祈りよ、届け!~Earth Day Tokyo 2016~

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4月22日はEarth Day。「地球環境の抱える問題」に対して考える日です。1970年、アメリカで始まったこの取り組みは、現在では世界中に広まっています。

 

日本でも1990年に第1回のEarth Dayが始まり、今年も各地でさまざまなイベントが開催されました。東京では毎年、22日に近い土日に代々木公園を中心に開催。今年は23日、24日に行われました。多々あるプログラムの中、初日である23日に「キャンドルナイト」が行われると聞き、行ってきました!そのレポートをお送りします。

Earth Day Tokyoは代々木公園野外ステージでのパフォーマンスに加え、多くのブースが出展されます。

地球環境を考えること自体を行っている団体、自然保護の団体、といった団体が活動の内容を紹介していたり、オーガニックな雑貨や洋服が売られていたり、トークショーがあったり・・・。

アースデイキッチンと名付けられたフードのブースもいっぱい!石狩からエジプトまで!ラインナップも地球規模です。マイ食器持参が基本で、持っていない場合はリユースの食器代として100円が加算。食器を返却すると50円の割引券がもらえます。そのため、イベント会場でありがちな「プラカップや紙皿であふれたゴミ箱」を目にしません!まずはイベント自体からエコを実践しているんですね。

ワークショップなどの参加型ブースも多く、子どもが楽しめるものも。お天気は曇りでしたが、見て、食べて、遊んで、休日にファミリーでお出かけするにもバッチリなイベントでした!

 

キャンドル作りのワークショップも!

キャンドル作りのワークショップも!

ステージでは朝10:00〜、ライヴ、トーク、ファッションショーなどが繰り広げられていました。会場にはベンチが設置されていましたが、地面にレジャーシートを敷いてピクニック気分のファミリーも。思い思いの過ごし方ができるイベントって素敵ですね。

そろそろ日が傾いてき始めるかな〜という頃、ステージでの盛り上がりはまだまだ続いていますが、キャンドルナイトの準備開始。2001年からキャンドルによる平和活動を続ける松尾憙澄さん。キャンドルナイトの主催者です。昨年もこのEarth Dayで戦後70周年を記念し、おおきな「70」の文字を描きました。

今年は、どんなメッセージが描かれるのでしょう?

まずは、ランタン作り。1年中、日本各地でキャンドルのイベント行っている松尾さん。ランタンのメイン部分は各地で子どもたちが描いたイラストたちです。

次に、キャンドルに日を灯してゆきます。その数600個!今回使用されたキャンドルは「油人」として活動する今城竜也さんが、なんと廃油から作ったもの。Earth Dayらしい取り組みです。

次々と灯されるキャンドルたち。まだ会場の脇で準備しているだけなのに、来場者が次々とカメラを手に集まってきます。炎は、無条件に人を魅了するようです。たくさんのキャンドルの中に、赤い紙で覆われたキャンドルがありました。お花型が可愛い!!

キャンドルたちの点火もほぼ終了・・・。ステージも終わりを迎え、観客たちが会場を後にします。「あれ?キャンドルナイトはこれからなのに」と思いましたが、ベンチを片付ける必要があったので、一旦でてもらったのだとか。

さあ、いよいよキャンドルでメッセージが描かれます。

今回は大きく2パートに分かれるとか。

まだ会場でキャンドルナイトの行方を見守っている観客のために、さっきまでライヴをしていたアーティストの方が出てきて、演奏を始めました。薄暗くなった会場にバイオリンの音が響き、なんとも神秘的です。

準備は約1時間。突然始まったセッションに次々パフォーマーが飛び入り参加していきます。

そんな中、メッセージの一部が完成したようです。子どもたちのイラストで作られたランタンが描き出したのは「ピースマーク」でした。このピースマークは広島を向いているそうです。

そしていよいよ、メインの完成!!それはなんと、「くまモン」!

約1週間前に起こった熊本での地震。多くの方が命を落としました。また、未だに避難所生活を送りながら毎日余震との恐怖に戦っている方も大勢います。そんな方々へ向け、少しでも心の支えになればとの思いが込められています。

ただ、くまモンの上には「共生」の文字が。「初めは“サポート”にしようかと思ったんですが、なんか違うと思ったんですよ」と松尾さんは言います。支えるだけでなく「共に強く生きていきましょう」というメッセージです。「共に生きてほしい」との祈りでもあります。

このキャンドルに託された祈りが熊本・大分の方々に届きますように・・・。

最後は、来場者みんなが思い思いの声を出し、共鳴させながら祈りをささげ、イベント初日はピースフルに終わっていきました。

編集者編集者
川口霖
川口霖 /ライター/編集者
30代半ばでイギリスへ。古いものと新しいもの、高価なものとチープなもの、それらをミックスしながら自分らしさを実現しているヨーロッパの生活を体験。日本でも実践できないものかと思案中。1歳の息子をオタクな旦那と育てながら、さまざまなwebサイトに関わっている。

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